梅雨本番となっています。
6/26で満70歳になりました。
といっても、特に変わったことはありません。
ナスやキュウリの夏野菜がなりだして、毎日畑に収穫に行っています。
そうこうしていると間もなく、秋野菜のための耕作をすることになりますが、夏真っ盛りの中
の重労働で、年齢ととともにきつくなってきます。
いずれ秋野菜を作るのは止めることになると思いますが、ゴルフを止めるのとどっちが早
いか・・・。いずれ結果が出ます。
さてこのところ非情な殺人事件が続きました。
4歳の女の子が両親に虐待され、食料も十分与えられず、衰弱していってやがて死亡した
ということです。
朝4時に起きて反省文を書かされていたようで、「ゆるしてください」と書かれていたそうで
すが、何とも切ない気分になります。
亡くなる数日前には母親に「もう食べられない」と訴えていたそうです。
衰弱してしまって食べ物が喉を通らないということでしょうが、それでも医者に連れて行か
なかった親、特に自分のお腹を痛めて生んだ母親の非情さが信じられない気分になります。
「こんなにも鬼になれるのか?」
両親は「保護責任者遺棄致死」容疑で起訴されましたが、もはやこれは「殺人」といっても
いいのではないでしょうか。
この件に関して児童相談所の対応の悪さも指摘されていますが、いろんな事件がたびた
び起こっているのに、昔から何も変わっていません。
結局、「おざなり仕事」になっているということでしょう。
いじめ問題に対する学校や教育委員会の対応といっしょです。
いじめ問題は親が介入して子どもの命を救える可能性はありますが、親からの虐待は児
童相談所しか救えないわけですので、もう少し切迫感を持って対応に当たってもらいたいも
のです。
児童相談所に「業務上過失致死」適用なんてことできないんでしょうか。
ついでに言えば、大阪の小学生が地震で倒れてきたブロック塀の下敷きになって亡くなっ
たという事件がありましたが、ブロック塀が危ないなんてことは、ずい分昔から世間一般に指
摘されていたことです。
当該小学校には専門家からもそのブロック塀が危ないと指摘されていたそうですが、こち
らも教育委員会の素人が「おざなり仕事」で点検して「問題なし」としてしまったそうですの
で、体質の問題でしょうね。
もっとも、そのおかげで命を失ってしまった小学生がいるということは重く受け止めてほし
いものです。
こちらは「業務上過失致死」の容疑がかかるそうです。
新幹線で無差別殺人が行われました。
犯人は捕まりましたが、「誰でも良かった」とか「死刑になりたかった」とか言っているようで
すが、殺された方にとってはたまったもんではありません。
犯人は世をすねた人生だったようですが、本人としては「世の中が悪い」と思っていたよう
で、まさに「どうしようもない人間」だったということでしょう。
女性が拉致されて殺害されたという事件がありました。
ネットでつながって集まった男3人が起こした事件ですが、主犯格とされる男は自殺をして
しまいました。
ほかの男2人は女性と面識もなく、ただ金をもらって「物のように」女性を拉致したというこ
とですが、こちらも「どうしようもない人間」の集まりだったということです。
想像力のまったくない人間たちです。
結果自殺したり、刑務所行きになったり。・・・そんなちょっと考えればわかりそうな近未来
が想像できない人間たちなのです。
こういう非情な犯罪に対する量刑については、交通事故の過失割合のように、被害者の責
任度合いを考慮して決めてほしいものです。
交通事故でいう10:0のような場合は厳罰にすべきではないでしょうか。
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